2009年06月29日
いつも、迷う。
どう言えばいいんだ?
ご相談のアイテムは家庭でも洗えるもの(洗ってるもの)
例えば、お子様の普段着。
私がお預かりしてしまえば、料金を頂く事になる。
勿論、その方がパーフェクトに近い染み抜きをしてお渡し出来る。
ただ、
お金がかかるだけ。
キーワードは「節約」
クリーニング(洗濯)に関して言えば、もうこれ以外の道はないかの如く
「自分でやろう!」
って気合十分の方が今現在も増殖中だと感じる。
やり方だけ教えてくれれば自分でやりますので!
お気持ちはよく解る。
私は洗濯や染み抜きの知識格差で商売をしてる意識はない。
知ってる事を教えたり、的確なアドバイスをした際に料金を頂いた事はない。
全国のクリーニング屋がそうである様に、お預かりして、作業をして綺麗にして料金を頂いてる。
士業(しぎょう・さむらいぎょう)は専門性(プロフェッショナル)のある職業を指す俗称。
ウィキペディアではそう書いてある。
弁護士を筆頭に、税理士や公認会計士等・・・
最後に「士」が付く職業がずらっと並んでいる。
知識格差って言葉はあまり好きじゃないけど、この専門的な知識の差は一般の人と国家資格を得た人では同じはずはない。
だから「士業」の方に相談を聞いてもらって、聞きたい事を教えてもらうのは「無料」な訳がない。
しかし、インターネットには膨大な情報が無料で溢れている。
もしかしたら、今すぐ役に立つ情報を「無料」で入手出来そうな雰囲気が満点であるが故、必死に検索キーワードを打ち込む。
同じ様に染み抜きをマニアックにやってるクリーニング屋と一般の人の洗濯や染み抜きの知識が同じ訳はない。
だけど、クリーニング屋に家庭で出来る染み抜きの情報を聞くのが有料だなんて思う人は一人もいない。
知識は勿論だけど、専門的な道具だってかなり重要で、この道具なしでは出来ない事って山ほどある。
優秀な外科の先生でも、何も道具がなければ、手術なんか出来る訳がない。
例えば・・・
歯が痛かったら、自分では鎮痛剤を飲むぐらいしか出来ない。
痛みを抑えても、治療しなければ治らない事は誰もが知ってる。
だから、歯科に行く。
歯科に行って、専門の道具と医師に診てもらっての治療が必要な事は誰だって解ってると思う。
これはインターネットで情報を得ても解決は出来ない。
「歯が痛いのですが、どうすればいいのでしょう?」
なんてカキコミしようものなら、
「歯医者に行ってください」
で終了だと思う。
クリーニング屋の私が洗濯や染み抜き、アイロンがけが上手な事は当たり前であり、だからこそクリーニング屋だと思ってる。
染み抜きの相談を受け、自分の職場でイメージする作業は慣れたものだが・・・
家庭で素人がやるとなると話は違う。
いつも、迷う。
どう言えばいいんだ?
「○○を使ってみて!」
そんな事を言うのは簡単。
でも、多分落とせないだろうって思うと、どうしようか・・って悩む。
悩んだところで、結局同じ事しか言えない事も多い。
虫歯は自分では無理だけど、染み抜きは自分で出来そう。
大抵の方はそう思う。
トライする気も十分あり、何故かちょっとだけ自信もあったりする。
「そうだ、クリーニング屋に聞いてみよう!」
羽毛布団を持ち込んで・・・
当店でお預かりすると思って接客すると、
「これからコインランドリーに行くので洗い方を教えてください」
そんな方も実際にいるんです。
コタツ布団を依頼したいと電話があり、お伺いすると・・・
玄関先に布団はなく、案内された場所は浴室。
バスタブの中に入ってるびしょ濡れの布団。
「水を含んで重くて持てないし、このまま持って行って欲しい。」
そんな方も実際にいるんです。
私の知ってる洗濯方法や染み抜きの方法。
勿論、家庭でだって出来そうな事。
喜んで教えます。
でも・・・
いつも、迷う。
どう言えばいいんだ?
「キター!!!」
「なんてグッドタイミングなの!」
今日、学校で墨汁を付けてきた娘のカットソー。
どうしようかとネットで検索すると、
「石鹸」
「歯磨き粉」
なんて情報を入手。
早速、トライしてみるが全く効果がない。
もはや、これまでか・・・って時に
配達に訪れたのが、武田クリーニング。
「墨汁の染みってどうやって落とせばいいですか?」
私はスグに聞いた。
「何時付いたの?」
すると
「今日、学校で!」
それは落ちる確率が高いです。
石鹸で時間をかけて、染みを優しく手でもみ洗いしてみてください。
○時まで△さんのお宅に届けないといけないものがあり、ゆっくり話してる時間がない。
「解りました!」
「やってみます。」
そう言って下さいましたが、多分手強いだろうと思いました。
一時間後、私はもう一度その方のお宅にお伺いしました。
「どうでした?」
すると
「ダメでした。」
「そうですか・・・」
洗濯石鹸がないので、普段使ってる洗剤でもみ洗いしたり、歯磨き粉を付けてみたりしたけどダメだったと濡れたままの衣類を見せてくれました。
なるほど。
「今から、うちに来てやってみます?」
ちょっとビックリしつつ
「はい、是非!」
数分後、奥様がやってきました。
お子様をキツク叱ってしまった話。
お母さんに怒られると思って、お子様が自分で水道水で染み抜きをした話。
叱った事を祖父に咎められた話。
お習字の時は汚れてもいい服なんて言われても・・・って愚痴。
等を私の妻と話してから肝心の染み抜きを開始しました。
ぶっちゃけ、家庭で出来る方法でトライして、ダメならプロが出来る方法にシフトしようと思いました。
作業を開始して、すぐに落ちそうな感じがしない事に気が付きました。
奥様は生まれて始めて洗濯板の上で染み抜きをしています。
染み抜きと言っても、石鹸を付けてもみ洗いしてるだけなんですが・・・
墨汁の染みは、とにかく急いで染み抜きする事をオススメします。
実はお母さんに怒られると思って、娘さんが水道水で染み抜きした部分。
ここは最も薄く目立たなくなっています。
娘さんは、ファインプレーです。
洗濯用の固形石鹸も洗濯板も全くノーマークなので、売ってる事しら知らなかったでしょう。
ちなみに当店で使って頂いた洗濯板と洗面器は100円ショップのダイソーで購入しました。
固形の洗濯石鹸は、日用品も取り扱うドラッグストアでの購入です。
この二つは、シンプルですが優れものです。
墨や泥汚れには、是非お試し頂きたいです。
実に地味でシンプルな石鹸をつけてのもみ洗い。
染みが薄くならないと、ついついチカラも入ってしまいます。
ちなみに、染み抜きしてる素材にはレーヨンが入っています。
水洗いOKの表示ではありますが、優しくもみ洗いをしてくださいと時々話しながら・・・
染みの数が多いので10分ぐらい頑張ってくれたと思います。
10分って楽しい事をしてるなら短い時間ですが・・・
染み抜きに10分って相当長く感じますよ。
ご家庭で墨汁の染み抜きをするなら、とにかくスグに石鹸でもみ洗いしてみましょう。
勿論、もみ洗いで濡らした後は、すぐに洗濯機で洗えう事が必要です。
つまり、洗濯機で洗えるものでないと出来ないってことです。
洗濯機で洗える物でも、部分的に染み抜きをする事で、
生地が傷むリスクがあります。
あまり力を入れすぎないようにしてください。
それで、ダメなら・・・・
残念ですが家庭では難しいです。
今回のアイテムも、家庭で出来る方法では無理でした。
勿論、薄くはなりました。
でも、
落ちた!
と喜べるレベルではありません。
そこで・・・
私が実際にプロの染み抜きを致しました。
途中、奥様にも手伝って頂きました。
結果として、綺麗に染みがとれました。
とても喜んで頂けたことだけで、私ら夫婦は満足しております。
家庭洗濯に関して・・・
染み抜きに関して・・・
ミニミニ実演講習会が一番良い気がします。
クリーニング屋の工場内を見るのも、楽しいかもしれません。
本やインターネットの情報、クリーニング屋から聞いた情報。
それ以上の価値がきっとあるかと思いますので、山形県天童市周辺のお客様で興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
きれいになると嬉しい事を実感して頂ければ幸いです。
2009年06月22日
家庭にあるアイロンは電気屋さんで購入した物でしょう。
今日、ご紹介してる動画で使用してるアイロンは電気屋さんでは売っていません。
家庭にあるアイロン台にはバキュームなんて機能はないでしょう。
今日、ご紹介してる動画で使用してるアイロン台は服を吸い込む機能が付いています。
道具の差は勿論あります。
プレスしてる職人は、この道一筋の大ベテランです。
キャリアの差だって勿論あります。
ご主人や息子さんのワイシャツをプレスする際に、今日の動画と同じ環境で!
なんて思ったとしても、それは無理です。
「仕事」でアイロンを使う
プロ用の道具だからです。
おっしゃる通りです。
でも、まずはこの動画を見てください。
。
アイロンがけする順番や、服の動かし方。
アイロンを持つ手や持たない手の動き。
プレスしてるワイシャツは一般的な形状記憶ワイシャツです。
素材は綿とポリエステルの混紡です。
ご家庭でも気軽に洗濯機洗いが可能です。
ご自分でアイロンをかけようと思うなら・・・・
ポイントは二つ。
一つは脱水時間。
あまり長いときつくシワになってしまいます。
もう一つは、干し方。
干す際に、出来るだけシワを伸ばしてください。
この「ひと手間」がプレスの作業性に大きく影響します。
次に、こちらの動画を見てください。
ご家庭でのアイロンがけの参考になれば幸いです
今日、ご紹介してる動画で使用してるアイロンは電気屋さんでは売っていません。
家庭にあるアイロン台にはバキュームなんて機能はないでしょう。
今日、ご紹介してる動画で使用してるアイロン台は服を吸い込む機能が付いています。
道具の差は勿論あります。
プレスしてる職人は、この道一筋の大ベテランです。
キャリアの差だって勿論あります。
ご主人や息子さんのワイシャツをプレスする際に、今日の動画と同じ環境で!
なんて思ったとしても、それは無理です。
「仕事」でアイロンを使う
プロ用の道具だからです。
だったら・・・
クリーニング屋の業務内容を紹介してるだけでしょ。
家庭で出来る事を教えてくれるのがこのブログじゃないの?
おっしゃる通りです。
でも、まずはこの動画を見てください。
。
アイロンがけする順番や、服の動かし方。
アイロンを持つ手や持たない手の動き。
プレスしてるワイシャツは一般的な形状記憶ワイシャツです。
素材は綿とポリエステルの混紡です。
ご家庭でも気軽に洗濯機洗いが可能です。
ご自分でアイロンをかけようと思うなら・・・・
ポイントは二つ。
一つは脱水時間。
あまり長いときつくシワになってしまいます。
もう一つは、干し方。
干す際に、出来るだけシワを伸ばしてください。
この「ひと手間」がプレスの作業性に大きく影響します。
次に、こちらの動画を見てください。
ご家庭でのアイロンがけの参考になれば幸いです
2009年06月15日
今日の内容はちょっと特殊なアイテムを使います。
きっと所有していない方も大勢いると思いますがご了承ください。
先日、常連の男性のお客様とアイロン仕上げの話をしてる時、アイロン(道具)の話になりました。
お選びになるアイロン台やアイロンで作業性に差が出るとお話していました。
その通りだと思います。
洗濯屋とご家庭には「同じ名前」のものがあります。
「洗濯機」
「乾燥機」
「洗剤」
「漂白剤」
「柔軟材」
「アイロン」
もっと沢山あるでしょう。
確かに名前は同じでも、プロ用はご家庭にある物と同じではありません。
使い方だって、違うと思います。
でも、具体的にどんなところが違うのかを理解してる方は少ないです。
そう言って、教えてくれたのが通販で購入したスチームアイロン。
強力なスチームでハンガーにかけた状態で洋服のシワが綺麗に伸びる!
そうです。
多分、今でも販売されていますよね。
私も知人の家で見た事があります。
便利にお使いの方も勿論沢山いらっしゃると思うのですが、たまたま私と話してたお客様は使わなくなってしまったそうです。
そういえば・・・
知人は使ってるんだろうか?
その日の夜に電話して聞いてみました。
すると・・・あんまり使ってないとのこと。
理由を尋ねると、何となく・・・って回答でした。
クリーニング屋の私が言ったので、ビックリしていました。
ちょっと試したい事を思いつきました。
○○さんのワイシャツには、よくワインのシミが付いてくる。
△△さんのワイシャツには、よくコーヒーのシミが付いてくる。
綺麗にアイロン仕上げが出来るかどうかは今日は別問題にします。
白無地で化繊混のデイリーユースのワイシャツ。
ワインやコーヒーの染み抜きに家庭でトライ。
これは良いと思います。
そこで、今回はお借りしてきたスチームアイロンを使って染み抜きをしてみます。
専用の染み抜き台があるクリーニング屋でコーヒーの染み抜きをする場合。
漂白力をあげるために部分的にスチームを当てて加熱します。
ご家庭で同じ様な事を・・・と思いついたのがスチームアイロンです。
このアイロンのスチームは、とっても優しい弱いスチームが出ます。
シワを伸ばすより、染み抜きの方が向いてるのでは?なんて思った次第です。
染み抜きをするアイテムは白無地のワイシャツ
素材は綿素材に化繊(ポリエステル)が入っています。
シミはコーヒーです。
カフス部分で厚手になっている箇所についてるシミを抜きます。
動画にまとめてみましたので、まずはコチラをご覧下さい。
漂白剤をパワーアップさせようと、重曹を入れてアルカリにしました。
そして、スチームアイロンのソフトな蒸気を使って熱を加えた事で、
更に漂白力があがっています。
熱を加えるのは、ドライヤーでも熱湯でもいいのですが・・・
TVで染み抜き王子ことクリーニングステーションの「福永さん」がヤカンの湯気で漂白してるのを見た事が御座いませんか?
今回のスチームアイロンもそれの応用です。
ヤカンは火を使うので、キッチンの環境によっては作業性が良くないかもしれません。
スチームアイロンをそんな風に使うのは嫌だと言う方以外は、お試し頂くのも楽しいかと思います。
次回は、家庭で洗濯したワイシャツのプレスの手順をご紹介の予定です。
きっと所有していない方も大勢いると思いますがご了承ください。
先日、常連の男性のお客様とアイロン仕上げの話をしてる時、アイロン(道具)の話になりました。
お選びになるアイロン台やアイロンで作業性に差が出るとお話していました。
その通りだと思います。
洗濯屋とご家庭には「同じ名前」のものがあります。
「洗濯機」
「乾燥機」
「洗剤」
「漂白剤」
「柔軟材」
「アイロン」
もっと沢山あるでしょう。
確かに名前は同じでも、プロ用はご家庭にある物と同じではありません。
使い方だって、違うと思います。
でも、具体的にどんなところが違うのかを理解してる方は少ないです。
あれはダメだったなぁ
私には使えませんでした。
そう言って、教えてくれたのが通販で購入したスチームアイロン。
強力なスチームでハンガーにかけた状態で洋服のシワが綺麗に伸びる!
あぁ〜
あれね。
そうです。
多分、今でも販売されていますよね。
私も知人の家で見た事があります。
便利にお使いの方も勿論沢山いらっしゃると思うのですが、たまたま私と話してたお客様は使わなくなってしまったそうです。
そういえば・・・
知人は使ってるんだろうか?
その日の夜に電話して聞いてみました。
すると・・・あんまり使ってないとのこと。
理由を尋ねると、何となく・・・って回答でした。
それ、ちょっと貸してくれない?
クリーニング屋の私が言ったので、ビックリしていました。
ちょっと試したい事を思いつきました。
○○さんのワイシャツには、よくワインのシミが付いてくる。
△△さんのワイシャツには、よくコーヒーのシミが付いてくる。
綺麗にアイロン仕上げが出来るかどうかは今日は別問題にします。
白無地で化繊混のデイリーユースのワイシャツ。
ワインやコーヒーの染み抜きに家庭でトライ。
これは良いと思います。
そこで、今回はお借りしてきたスチームアイロンを使って染み抜きをしてみます。
専用の染み抜き台があるクリーニング屋でコーヒーの染み抜きをする場合。
漂白力をあげるために部分的にスチームを当てて加熱します。
ご家庭で同じ様な事を・・・と思いついたのがスチームアイロンです。
このアイロンのスチームは、とっても優しい弱いスチームが出ます。
シワを伸ばすより、染み抜きの方が向いてるのでは?なんて思った次第です。
染み抜きをするアイテムは白無地のワイシャツ
素材は綿素材に化繊(ポリエステル)が入っています。
シミはコーヒーです。
カフス部分で厚手になっている箇所についてるシミを抜きます。
動画にまとめてみましたので、まずはコチラをご覧下さい。
漂白剤をパワーアップさせようと、重曹を入れてアルカリにしました。
そして、スチームアイロンのソフトな蒸気を使って熱を加えた事で、
更に漂白力があがっています。
熱を加えるのは、ドライヤーでも熱湯でもいいのですが・・・
TVで染み抜き王子ことクリーニングステーションの「福永さん」がヤカンの湯気で漂白してるのを見た事が御座いませんか?
今回のスチームアイロンもそれの応用です。
ヤカンは火を使うので、キッチンの環境によっては作業性が良くないかもしれません。
スチームアイロンをそんな風に使うのは嫌だと言う方以外は、お試し頂くのも楽しいかと思います。
次回は、家庭で洗濯したワイシャツのプレスの手順をご紹介の予定です。
2009年06月08日
夏の白いセーラー服。
お預かりしたお客様のお嬢様の高校の制服の場合。
新品購入価格は7,000円ぐらいとのこと。
仕事柄、毎日ワイシャツを着てるお父さん。
何枚のワイシャツをお持ちでしょう?
7,000円もしないから・・・と笑いながら
一週間、洗濯しないで毎日着替えても十分間に合う数があると教えて下さいました。
7枚以上はお持ちなんですね。
高校生の娘さんも、暑い夏に毎日セーラー服を着ています。
何枚お持ちですか?
お父さんのワイシャツと同じ枚数をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
運良く、同じ高校を卒業した先輩からセーラー服を二着頂いたとの事。
サイズもピッタリでラッキー!
でも・・・・
脇と襟がかなり黄ばんでいます。
アンラッキーです。
お母さんは気合入れて頑張りました。
このお母さんは本当に凄いと思います。
実際の作業内容を聞いてビックリしました。
その前に・・・
全国の中高校生のお嬢さんのいるお母さんのために、
白いセーラー服の汗染みを綺麗にする洗い方をご紹介します。
出来る事なら・・・
真夏日なんかは「ただいま〜」の後着替えたらスグにお洗濯してあげたいです。
今日付着したばかりの汗なんて、普通のお洗濯で綺麗になります。
でも・・・
長く着すぎたり、
洗うまで、長く放置したり、
日々の洗濯の際の洗浄力に問題があったりすると・・・
脇や襟が黄ばんでしまいます。
実際に目に見える黄ばみが発生してしまうと、普通のお洗濯では綺麗にならないです。
そうですよね?
黄ばまない様にマメに洗う事よりも、黄ばみのシミを綺麗にするほうが面倒かもしれません。
でも、実際に黄ばんでしまったら!
必要なモノは漂白剤です。
でも!
その前に・・・
皮脂が沢山付いてるかもしれません。
まずは油汚れを落としましょう。
台所用の洗剤で前処理です。
エリや脇等に直接付けて、ブラシで馴染ませる様に擦ってください。
ここで、一度水で濯ぎます。
次に、酸素系の漂白剤を付けます。
酷い黄ばみには、重曹を加えてパワーアップさせても良いですね。
でも、白地以外のところに付かない様に注意してください。
漂白剤を付けただけでは、黄ばみが薄くなるならラッキーです。
ちょっと様子を見て、黄ばみに変化なしだと思ったら、
もう一度漂白剤を付けて部分的にドライヤーで加熱してみましょう。
サイドメニューのカテゴリーにある「熱湯漂白」もかなり効きますが、
ドライヤーでの加熱もかなり効くと思います。
その後はスグに通常通りお洗濯してみてください。
そのまま放置はダメですよ。
放置したいなら、1時間程度の浸けおきにしてください。
さて・・・
実際に黄ばみを取る作業をやってみたお客様が
と当店でお預かりしたセーラー服。
黄ばみを取って欲しいとのご要望でしたが、
脇の黄ばみはあまり酷くなく、襟の黄ばみは結構目立っていました。
お客様の染み抜き方法をお伺いすると、
お使いの漂白剤はキッチンハイター。
まじで?
よくセーラーの襟の紺が無事でしたね。
酸素系のワイドハイターを使わないと色が抜けちゃいますし、生地も傷めちゃいますよ。
とお話すると
漂白剤の種類は確かに数種類御座います。
色柄物にも使える酸素系漂白剤のワイドハイターでは脇の黄ばみが落ちない。
そう判断したお客様はキッチンハイターを持ち出しました。
しかし!
流石に、白以外の部分はまずいと思ったそうです。
襟の黒い部分を輪ゴムで縛ってビニール袋でカバー。
襟の部分を持った状態で、しばらく浸けこんでいたそうです。
スゴイ!
ワイドハイターとは比較にならないほど、綺麗になったそうですが・・・
まだ完全に黄ばみが落ちてません。
でも、娘さんはこの位ならOK!って大喜び。
でも・・・・
襟の付近
うなじ部分
首の下
かなり黄ばんでいます。
大きなセーラー服の襟で隠れる事は隠れますが・・・
やはり出来る事なら綺麗にしたい。
そこで、私の出番でした。
プロの染み抜きは、同じ名の漂白剤を使用してもご家庭と同じ条件ではありません。
そして、プロはご家庭の奥様に負けてはいけません。
塩素系漂白剤を使っても落ちないシミを酸素系漂白剤で落としお渡し致しました。
黄色はいくら薄い色になっても認識出来る色ですが、真っ白になりましたね。
確かに漂白剤の種類は沢山あります。
でも、ご家庭で洋服にお使い頂く漂白剤は酸素系漂白剤をメインにお使いください。
最後に・・・・
色々な染み抜きや漂白のことは
わが家のシミ抜き&洗濯術って本がオススメです。
お預かりしたお客様のお嬢様の高校の制服の場合。
新品購入価格は7,000円ぐらいとのこと。
仕事柄、毎日ワイシャツを着てるお父さん。
何枚のワイシャツをお持ちでしょう?
7,000円もしないから・・・と笑いながら
一週間、洗濯しないで毎日着替えても十分間に合う数があると教えて下さいました。
7枚以上はお持ちなんですね。
高校生の娘さんも、暑い夏に毎日セーラー服を着ています。
何枚お持ちですか?
お父さんのワイシャツと同じ枚数をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
運良く、同じ高校を卒業した先輩からセーラー服を二着頂いたとの事。
サイズもピッタリでラッキー!
でも・・・・
脇と襟がかなり黄ばんでいます。
アンラッキーです。
お母さんは気合入れて頑張りました。
このお母さんは本当に凄いと思います。
実際の作業内容を聞いてビックリしました。
その前に・・・
全国の中高校生のお嬢さんのいるお母さんのために、
白いセーラー服の汗染みを綺麗にする洗い方をご紹介します。
出来る事なら・・・
真夏日なんかは「ただいま〜」の後着替えたらスグにお洗濯してあげたいです。
今日付着したばかりの汗なんて、普通のお洗濯で綺麗になります。
でも・・・
長く着すぎたり、
洗うまで、長く放置したり、
日々の洗濯の際の洗浄力に問題があったりすると・・・
脇や襟が黄ばんでしまいます。
実際に目に見える黄ばみが発生してしまうと、普通のお洗濯では綺麗にならないです。
そうですよね?
黄ばまない様にマメに洗う事よりも、黄ばみのシミを綺麗にするほうが面倒かもしれません。
でも、実際に黄ばんでしまったら!
必要なモノは漂白剤です。
でも!
その前に・・・
皮脂が沢山付いてるかもしれません。
まずは油汚れを落としましょう。
台所用の洗剤で前処理です。
エリや脇等に直接付けて、ブラシで馴染ませる様に擦ってください。
ここで、一度水で濯ぎます。
次に、酸素系の漂白剤を付けます。
酷い黄ばみには、重曹を加えてパワーアップさせても良いですね。
でも、白地以外のところに付かない様に注意してください。
漂白剤を付けただけでは、黄ばみが薄くなるならラッキーです。
ちょっと様子を見て、黄ばみに変化なしだと思ったら、
もう一度漂白剤を付けて部分的にドライヤーで加熱してみましょう。
サイドメニューのカテゴリーにある「熱湯漂白」もかなり効きますが、
ドライヤーでの加熱もかなり効くと思います。
その後はスグに通常通りお洗濯してみてください。
そのまま放置はダメですよ。
放置したいなら、1時間程度の浸けおきにしてください。
さて・・・
実際に黄ばみを取る作業をやってみたお客様が
これ以上は自分では無理
と当店でお預かりしたセーラー服。
黄ばみを取って欲しいとのご要望でしたが、
脇の黄ばみはあまり酷くなく、襟の黄ばみは結構目立っていました。
お客様の染み抜き方法をお伺いすると、
お使いの漂白剤はキッチンハイター。
まじで?
よくセーラーの襟の紺が無事でしたね。
酸素系のワイドハイターを使わないと色が抜けちゃいますし、生地も傷めちゃいますよ。
とお話すると
だって、ワイドハイターは落ちないんだもの。
漂白剤の種類は確かに数種類御座います。
色柄物にも使える酸素系漂白剤のワイドハイターでは脇の黄ばみが落ちない。
そう判断したお客様はキッチンハイターを持ち出しました。
しかし!
流石に、白以外の部分はまずいと思ったそうです。
襟の黒い部分を輪ゴムで縛ってビニール袋でカバー。
襟の部分を持った状態で、しばらく浸けこんでいたそうです。
スゴイ!
ワイドハイターとは比較にならないほど、綺麗になったそうですが・・・
まだ完全に黄ばみが落ちてません。
でも、娘さんはこの位ならOK!って大喜び。
でも・・・・
襟の付近
うなじ部分
首の下
かなり黄ばんでいます。
大きなセーラー服の襟で隠れる事は隠れますが・・・
やはり出来る事なら綺麗にしたい。
そこで、私の出番でした。
プロの染み抜きは、同じ名の漂白剤を使用してもご家庭と同じ条件ではありません。
そして、プロはご家庭の奥様に負けてはいけません。
塩素系漂白剤を使っても落ちないシミを酸素系漂白剤で落としお渡し致しました。
黄色はいくら薄い色になっても認識出来る色ですが、真っ白になりましたね。
確かに漂白剤の種類は沢山あります。
でも、ご家庭で洋服にお使い頂く漂白剤は酸素系漂白剤をメインにお使いください。
最後に・・・・
色々な染み抜きや漂白のことは
わが家のシミ抜き&洗濯術って本がオススメです。
2009年06月01日
毎日使ってるブラインド。
紐を引っ張って上で固定しても、片方が30cmぐらい「ズルッ」って落ちる様になってしまいました。
これはカッコ悪い。
紐を引っ張ってテンションをかけた状態で、フックに紐を固定して使っていました。
数日後、何時もと同じ様にブラインドを上げたら、何か違和感を感じました。
スグに、紐が切れた事を理解しました。
切れると言っても、完全に切れてるのではなく、
紐の外側だけが切れて中の細い丈夫な紐は切れてません。
解りにくい表現でスイマセンが、ブラインドが古くなると多発するトラブルではないかと思います。
こうなりますと、紐を交換するしかありません。
紐の交換作業。
素人の私にはとっても面倒な作業です。
解ってるのに、自分で修理可能だと勝手に思い込みます。
運良く、ブラインド用の紐がある。
過去にも修理した事がある。
早速その日の夜に修理に取り掛かりました。
しかし・・・
いざ作業をしてみるとそれはもう大変でイライラしながら・・
修理手順も解らない素人が慣れない作業をすること、1時間。
やっと紐の交換が終って無事に取り付けが完了しました。
でも・・・
紐を交換しても、片方が「ずるっ」って落ちてしまうのは同じです。
もう片方の紐も交換すれば直るかどうかも疑問です。
このブラインドを購入する際にお世話になった家具屋さんは、当店のお客様でもあります。
数日後に別件で担当の方に電話を頂いた際に、ブラインドの不具合を修理した事をお話しました。
すると・・・
ブラインドメーカーさんの担当者がうちに来て修理してくれる手配をして下さいました。
自分で修理した際の苦労をお話すると、
と私を労って下さいました。
素人がやるには、難易度が高い作業。
確かに実感しました。
今度同じトラブルが発生しても、私はしません。
でも、切れた時の私は
って気持ちが先行してる訳です。
勿論、プロに依頼すればイイことぐらい百も承知です。
結果、苦労して直ったのは言いのですが、全てのトラブルを解決出来たわけではなく
結局、プロに直してもらう事になりました。
この経験と似たような話を、私は頻繁にお客様としています。
それは洗濯やしみ抜きです。
武田クリーニングに依頼すれば「楽で綺麗に」なる事は承知の上で・・
ちょっとお金が勿体無いって気持ちもあって・・・
って思うのでしょう。
自分でトライしたものの・・・結局染みが抜けないで私がお預かりする場合。
私は必ずお客様に言う事があります。
家具屋さんが私に
って言うのに悪意は感じません。
嫌な感じもしません。
最初からプロに任せてくださいよ!
ってご意見も最もだと思います。
でも、私はお客様をまず最初に褒めます。
手間をかけた事を評価致します。
自分でやるか・・
プロに頼むか・・
その判断はお客様です。
だから、
とブログでお伝えする事はあっても、トライしてしまった事に対してはノーコメントです。
思い出してみてください。
洗濯の事で家族に褒められた事はございますか?
ありがとう!って言われた記憶はどうでしょう?
毎日のお洗濯って、手間仕事ですよね。
更にアイロン仕上げもやるとなるとあまり好き(得意)じゃない家事って認識の方も多いと思います。
是非、私に家庭洗濯の内容や家庭しみ抜きの内容をお聞かせ下さい。
奥様の洗濯やしみ抜きのファインプレー。
きっとあると思います。
長い前置きはここでおしまいです。
タイトルにもあるように、先週からの続きです。
そう聞かれたら、これは普通の洗濯と同じではありません。
洗濯機に入れて、その他大勢のモノと一緒に機械力をかけて長時間洗う。
かなりの高確率で色移りのトラブルになるでしょう。
家庭で洗う方法でオススメなレシピをご紹介します。
これは、ハッピだけではなく、色の出やすい浴衣にも応用出来ます。
今日から6月。
あっという間に夏になり、浴衣の季節ですので参考になさって下さい。
まずは、折角なので、普段はしないであろう「色落ちのテスト」をしてみてください。
お皿に普段お使いの洗剤を耳かき一杯程度入れて、適当に水を加えます。
それを白い綿棒でよく攪拌してください。
この綿棒をハッピで包む様にして洗濯バサミで固定します。
洗剤で濡れた綿棒が生地にくっ付いた状態になります。
この状態で5分放置。
綿棒にハッピの色が移ってないか確認してください。
本来なら・・・
ここで色が出ると解ったら、家庭で洗う事を断念し、クリーニング屋に依頼する事をオススメしたいところです。
綿棒に色が出てないと思って、洗濯機に洗剤を入れて洗ったら・・・・
やっぱり色が出た!なんて事も珍しくはありません。
だったら、テストの意味がないのですが、洗い方にもコツが御座います。
まずは、水温。
これは、低ければ低い程移染しにくくなります。
氷で冷やすなんて必要はありませんが、水道の水(常温)をお使い下さい。
お風呂の残り湯(ぬるま湯)やお湯を使うのはNGです。
普段、洗剤は何をお使いですか?
市販の合成洗剤には、実に様々なモノが配合されていて工夫されています。
汚れ落ちの良い洗剤は、アルカリ性のものが多いですし、「白さが蘇る!」なんて書いてあるのは「蛍光増白剤」が配合されてるのではないでしょうか。
「バイオ!」なんて書いてあれば分解酵素が入ってると思います。
もしくは
等
専門的な話になってしまいがちですが、大事な事です。
お使い頂きたいのは中性洗剤です。
ハッピを一枚だけ。
又は家族全員分で4枚。
ハッピ1枚につき10リットルの水を使用しましょう。
最新のドラム式の洗濯機は節水をかなり意識してます。
実際に使う水の量は少ないのです。
普段のお洗濯では、節水でOKでも、色の出るアイテムとなると話は別です。
沢山の水を使いましょう。
ドラム式洗濯機と書いたので誤解を招くかもしれません。
色の出るハッピは洗濯機を使わずに洗う「手洗い」が断然オススメです。
素材の風合いや質感は、ナーバスになる必要はないでしょう。
だから、ネットも要りません。
ハッピ1枚の場合。
常温の水10リッターをバケツや洗面器等に入れます。
液体の中性洗剤を小さじ一杯入れます。
正確に計測する必要はありません。
洗剤は少なくても全然OK。
ちょっとだけでいいんです。
よく攪拌します。
ここで泡立たたないからと洗剤を更に入れる必要はありません。
泡立たなくてOKです。
ここで除菌目的で漂白剤を入れるのもアリなんですが、色が出るアイテムに漂白剤を使用するのに抵抗を感じる方も多いでしょう。
ですので今回は何も入れない事にします。
そして、ハッピを水浴中に沈めます。
ここから肝心なのがスピードです。
スグに水にハッピの色が尋常じゃない位、流れ出るなら話は別ですが・・・
多少、うっすらと色が出ても仕方ありません。
そもそも、色が出る事を知ってて洗っています。
水浴中で時々優しく押し洗いしながら、3分〜5分も浸けこんだら
別の容器に容易したたっぷりの水(洗濯の時と同じ水温)に浸けこみます。
洗濯
↓
脱水
↓
すすぎ
これが通常の工程なら、色の出るハッピは脱水を省いて、そのまますすぎの水に浸けこみます。
この脱水なしのすすぎを2回〜3回は繰り返してください。
すすぎの最後に入れても良い柔軟材が御座います。
「部屋干ししても臭わない」
そんな嬉しい事が書いてある柔軟材なら、除菌や抗菌、防臭の効果が期待出来ると思いますので、濯ぎの際にお好みでお使い頂くのも良いと思います。
ただ、香料がたっぷり入ってるものはご使用を検討してください。
自分が洗って返却したモノを、来年、自分が使う可能性は低いからです。
お好みで糊付けしてもいいでしょう。
その後はスグに脱水ですが、脱水時間が重要です。
脱水の時間は30秒です。
洗濯機が回り、脱水が始まったら途中で止めるためにカウントしてください。
一度、取り出して・・・
もう一度、脱水します。
二度目も脱水時間は30秒です。
実は脱水の際に色移りするケースがとても多いのです。
5分以上、脱水してしまう事は色移りにも絞りジワにもよくありません。
水気が切れた緩い脱水後の状態でスグに干します。
濡れたまま、まるめて放置なんてダメです。
ココまでの折角の手間が台無しになってしまいます。
ハンガーに干す際には、ある程度手でシワを伸ばしましょう。
屋外に干すのは色褪せのリスクが高すぎます。
屋内、又は日陰で干してください。
薄手だと思いますのでスグに乾きますよ。
洗いから干すまでの作業を、出来るだけスピーディにやってみてください。
濡れた状態で長く置いてしまうと、色移りしやすいです。
最後にプレスです。
アイロンの熱には殺菌効果があります。
特に難しいプレスではないと思いますので、アイロンは是非かけてください。
長々と書いておりますが・・
どうでしょう?
作業内容に難しい事がありません。
ただ、面倒ですよね。
色が出るもの!
本当に厄介なんです。
紐を引っ張って上で固定しても、片方が30cmぐらい「ズルッ」って落ちる様になってしまいました。
これはカッコ悪い。
紐を引っ張ってテンションをかけた状態で、フックに紐を固定して使っていました。
数日後、何時もと同じ様にブラインドを上げたら、何か違和感を感じました。
スグに、紐が切れた事を理解しました。
切れると言っても、完全に切れてるのではなく、
紐の外側だけが切れて中の細い丈夫な紐は切れてません。
解りにくい表現でスイマセンが、ブラインドが古くなると多発するトラブルではないかと思います。
こうなりますと、紐を交換するしかありません。
紐の交換作業。
素人の私にはとっても面倒な作業です。
解ってるのに、自分で修理可能だと勝手に思い込みます。
運良く、ブラインド用の紐がある。
過去にも修理した事がある。
早速その日の夜に修理に取り掛かりました。
しかし・・・
いざ作業をしてみるとそれはもう大変でイライラしながら・・
修理手順も解らない素人が慣れない作業をすること、1時間。
やっと紐の交換が終って無事に取り付けが完了しました。
でも・・・
紐を交換しても、片方が「ずるっ」って落ちてしまうのは同じです。
もう片方の紐も交換すれば直るかどうかも疑問です。
このブラインドを購入する際にお世話になった家具屋さんは、当店のお客様でもあります。
数日後に別件で担当の方に電話を頂いた際に、ブラインドの不具合を修理した事をお話しました。
すると・・・
ブラインドメーカーさんの担当者がうちに来て修理してくれる手配をして下さいました。
自分で修理した際の苦労をお話すると、
「自分でやっちゃったんですか!そんな事しなくてもよかったのに・・・」
と私を労って下さいました。
素人がやるには、難易度が高い作業。
確かに実感しました。
今度同じトラブルが発生しても、私はしません。
でも、切れた時の私は
「やってみよう」
「私にも出来そう」
「自分で修理したい」
って気持ちが先行してる訳です。
勿論、プロに依頼すればイイことぐらい百も承知です。
結果、苦労して直ったのは言いのですが、全てのトラブルを解決出来たわけではなく
結局、プロに直してもらう事になりました。
この経験と似たような話を、私は頻繁にお客様としています。
それは洗濯やしみ抜きです。
武田クリーニングに依頼すれば「楽で綺麗に」なる事は承知の上で・・
ちょっとお金が勿体無いって気持ちもあって・・・
「やってみよう」
「私にも出来そう」
「自分で綺麗にしたい」
って思うのでしょう。
自分でトライしたものの・・・結局染みが抜けないで私がお預かりする場合。
私は必ずお客様に言う事があります。
「凄いですね」
「結構、上手ですよ」
「こうすれば取れたかもしれませんよ」
家具屋さんが私に
「しなくてもよかった」
って言うのに悪意は感じません。
嫌な感じもしません。
最初からプロに任せてくださいよ!
ってご意見も最もだと思います。
でも、私はお客様をまず最初に褒めます。
手間をかけた事を評価致します。
自分でやるか・・
プロに頼むか・・
その判断はお客様です。
だから、
最初からプロに頼んだ方がいいですよ!
とブログでお伝えする事はあっても、トライしてしまった事に対してはノーコメントです。
思い出してみてください。
洗濯の事で家族に褒められた事はございますか?
ありがとう!って言われた記憶はどうでしょう?
毎日のお洗濯って、手間仕事ですよね。
更にアイロン仕上げもやるとなるとあまり好き(得意)じゃない家事って認識の方も多いと思います。
是非、私に家庭洗濯の内容や家庭しみ抜きの内容をお聞かせ下さい。
奥様の洗濯やしみ抜きのファインプレー。
きっとあると思います。
長い前置きはここでおしまいです。
タイトルにもあるように、先週からの続きです。
色の出る借り物のハッピを家庭で洗う方法は?
そう聞かれたら、これは普通の洗濯と同じではありません。
洗濯機に入れて、その他大勢のモノと一緒に機械力をかけて長時間洗う。
かなりの高確率で色移りのトラブルになるでしょう。
家庭で洗う方法でオススメなレシピをご紹介します。
これは、ハッピだけではなく、色の出やすい浴衣にも応用出来ます。
今日から6月。
あっという間に夏になり、浴衣の季節ですので参考になさって下さい。
まずは、折角なので、普段はしないであろう「色落ちのテスト」をしてみてください。
お皿に普段お使いの洗剤を耳かき一杯程度入れて、適当に水を加えます。
それを白い綿棒でよく攪拌してください。
この綿棒をハッピで包む様にして洗濯バサミで固定します。
洗剤で濡れた綿棒が生地にくっ付いた状態になります。
この状態で5分放置。
綿棒にハッピの色が移ってないか確認してください。
本来なら・・・
ここで色が出ると解ったら、家庭で洗う事を断念し、クリーニング屋に依頼する事をオススメしたいところです。
綿棒に色が出てないと思って、洗濯機に洗剤を入れて洗ったら・・・・
やっぱり色が出た!なんて事も珍しくはありません。
だったら、テストの意味がないのですが、洗い方にもコツが御座います。
まずは、水温。
これは、低ければ低い程移染しにくくなります。
氷で冷やすなんて必要はありませんが、水道の水(常温)をお使い下さい。
お風呂の残り湯(ぬるま湯)やお湯を使うのはNGです。
普段、洗剤は何をお使いですか?
市販の合成洗剤には、実に様々なモノが配合されていて工夫されています。
汚れ落ちの良い洗剤は、アルカリ性のものが多いですし、「白さが蘇る!」なんて書いてあるのは「蛍光増白剤」が配合されてるのではないでしょうか。
「バイオ!」なんて書いてあれば分解酵素が入ってると思います。
そんな中身なんか、気にした事がない!
いつも、同じのを使っている。
もしくは
買い物に行って、安くなってるのを買う。
等
専門的な話になってしまいがちですが、大事な事です。
お使い頂きたいのは中性洗剤です。
ハッピを一枚だけ。
又は家族全員分で4枚。
ハッピ1枚につき10リットルの水を使用しましょう。
最新のドラム式の洗濯機は節水をかなり意識してます。
実際に使う水の量は少ないのです。
普段のお洗濯では、節水でOKでも、色の出るアイテムとなると話は別です。
沢山の水を使いましょう。
ドラム式洗濯機と書いたので誤解を招くかもしれません。
色の出るハッピは洗濯機を使わずに洗う「手洗い」が断然オススメです。
素材の風合いや質感は、ナーバスになる必要はないでしょう。
だから、ネットも要りません。
ハッピ1枚の場合。
常温の水10リッターをバケツや洗面器等に入れます。
液体の中性洗剤を小さじ一杯入れます。
正確に計測する必要はありません。
洗剤は少なくても全然OK。
ちょっとだけでいいんです。
よく攪拌します。
ここで泡立たたないからと洗剤を更に入れる必要はありません。
泡立たなくてOKです。
ここで除菌目的で漂白剤を入れるのもアリなんですが、色が出るアイテムに漂白剤を使用するのに抵抗を感じる方も多いでしょう。
ですので今回は何も入れない事にします。
そして、ハッピを水浴中に沈めます。
ここから肝心なのがスピードです。
スグに水にハッピの色が尋常じゃない位、流れ出るなら話は別ですが・・・
多少、うっすらと色が出ても仕方ありません。
そもそも、色が出る事を知ってて洗っています。
水浴中で時々優しく押し洗いしながら、3分〜5分も浸けこんだら
別の容器に容易したたっぷりの水(洗濯の時と同じ水温)に浸けこみます。
洗濯
↓
脱水
↓
すすぎ
これが通常の工程なら、色の出るハッピは脱水を省いて、そのまますすぎの水に浸けこみます。
この脱水なしのすすぎを2回〜3回は繰り返してください。
すすぎの最後に入れても良い柔軟材が御座います。
「部屋干ししても臭わない」
そんな嬉しい事が書いてある柔軟材なら、除菌や抗菌、防臭の効果が期待出来ると思いますので、濯ぎの際にお好みでお使い頂くのも良いと思います。
ただ、香料がたっぷり入ってるものはご使用を検討してください。
自分が洗って返却したモノを、来年、自分が使う可能性は低いからです。
お好みで糊付けしてもいいでしょう。
その後はスグに脱水ですが、脱水時間が重要です。
脱水の時間は30秒です。
洗濯機が回り、脱水が始まったら途中で止めるためにカウントしてください。
一度、取り出して・・・
もう一度、脱水します。
二度目も脱水時間は30秒です。
実は脱水の際に色移りするケースがとても多いのです。
5分以上、脱水してしまう事は色移りにも絞りジワにもよくありません。
水気が切れた緩い脱水後の状態でスグに干します。
濡れたまま、まるめて放置なんてダメです。
ココまでの折角の手間が台無しになってしまいます。
ハンガーに干す際には、ある程度手でシワを伸ばしましょう。
屋外に干すのは色褪せのリスクが高すぎます。
屋内、又は日陰で干してください。
薄手だと思いますのでスグに乾きますよ。
洗いから干すまでの作業を、出来るだけスピーディにやってみてください。
濡れた状態で長く置いてしまうと、色移りしやすいです。
最後にプレスです。
アイロンの熱には殺菌効果があります。
特に難しいプレスではないと思いますので、アイロンは是非かけてください。
長々と書いておりますが・・
どうでしょう?
作業内容に難しい事がありません。
ただ、面倒ですよね。
色が出るもの!
本当に厄介なんです。

